2015年9月27日日曜日

タマアジサイの花

岐阜、飛騨に行った時に撮影しました。
開花する時は、に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花するらしい。
出来れば、その状態を見てみたかったなぁ。












































タマアジサイ, Bracted Hydrangea, Hydrangea involucrata, Gandatekyo, Hida, Gifu, Japan. Sep.2015

2015年9月22日火曜日

ミヤマママコナの花


小さな花ですが、雨の日にアップで撮影すると、とても美しい野花です。






























半寄生をする一年草で、イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生するそうです。
半寄生なので、寄生せずに自立することも出来るようですが、
その場合は、全体的に小さくなるそうです。

変わった形をした花ですが、その生き方もとても変わった一面を持っています。


ミヤマママコナ, Miyamamamakona M. laxum var. nikkoense, Nishi Chugoku Mountainous Region, Hatsukaichi, Hiroshima, Japan / Sep. 2015

2015年9月20日日曜日

妄想ショット (オオサンショウウオ撮影記)

オオサンショウウオの産卵巣穴の前で、待つこと5時間・・。
以前は、一時間~1.5時間に一回は呼吸をしに巣穴から出てきたのに、
この日は一向に出てくる様子がありません。

水温を測ってみると、14.5℃~15℃の間を行ったり来たり。
10日前とは、わずか1℃弱の違いですが、
変温動物のオオサンショウウオには影響が大きいのかもしれません。

潜水して、そっと巣穴も覗いてみました。
巣穴の奥で佇むヌシの姿を確認。 大水で巣を放棄した訳ではなさそうなので安心しました。
でも、巣穴の形状的に、呼吸に出てこないと撮影は難しそうです。

写真は、待ち時間の妄想ショットです。
こんな状況下で、ヌシがふわっと浮かんで来たら最高なんだけどなぁ・・。


2015年9月18日金曜日

ミゾソバの花


ミゾソバでよいのかな? 同定はちょっと自信ないです。
間違っていたらごめんなさい。






























花を撮るときは、アンダーで撮る方が良いのかも。
OM-Dの手持ちマクロ撮影です。


ミゾソバ, Water pepper, Polygonum thunbergii, Nishi Chugoku Mountainous Region, Hatsukaichi, Hiroshima, Japan / Sep. 2015

2015年9月17日木曜日

アケボノソウ

最近、花の撮影を始めています。
今まで気が付かなかったのですが、秋の野山にもたくさんの野花が咲いています。
これまで見落としていた自然の美しさに、少し感動してしまいました。



























花の撮影は、なかなか難しいですね。
思うような結果が得られず、四苦八苦していますが、
花は動物と違って逃げないのでじっくり撮影をする事が出来ます。

すごく綺麗な花なので、また改めて、時間をかけて撮影してみたいと思っています。

アケボノソウ。名前の由来は、花弁の模様を夜明けの星空に見立てた事によるそうです。
ロマンチックで素敵な花です。

アケボノソウ, Akebonosou, Swertia bimaculata, Nishi Chugoku Mountainous Region, Masuda , Shimane, Japan / Sep. 2015

2015年9月16日水曜日

オオサンショウウオの繁殖行動

繁殖行動の際に、巣穴の周りに集まってきたオオサンショウウオです。





























僕には、雄なのか、雌なのかも分かりません。
この日は、小さな淵に4頭ものオオサンショウウオが集まっていました。
体にキズのある個体もいました。
ここに来るために、大きな瀬を乗り越え、長い距離を旅してきたのかと思うと、
なんとも言えない神妙な気持ちになってしまいます。
ここに集まってきたオオサンショウウオ達は、
人知れず何十年もこの旅を繰り返しているのです。

一番大きなヌシはいったい何歳なのでしょうか。
大きな個体は、100歳近く生きているのでは・・と言われています。

オオサンショウウオ, Japanese Giant Salamander, Andrias japonicus, Nishi Chugoku Mountainous Region, Hatsukaichi, Hiroshima, Japan / Aug.2015


2015年9月15日火曜日

熊棚の下で

初秋を迎えた本州のニホンジカ。





























オスジカのラッティングコールはまだ聞こえなかったけれど、
めくるめく恋の季節まであと少しです。

ここはミズナラの森。後ろにはツキノワグマが折ったミズナラの枝が見えています。
葉が緑なので、折られてからまだ数日しか経っていません。
どこかで、クマを見ませんでしたか?
こんな感じでクマに出会えたら最高でしょう。

ニホンジカ, Sika Deer, Cervus nippon, Nikko, Tochigi, Japan / Sep.2015
 

2015年9月14日月曜日

【アナグマのしんだふり?】

しばらく、ツキノワグマの撮影取材に行っておりました。
今回の遠征の一番の成果は、クマはクマでも、このクマかもしれません。


穴熊です。クマという名前がついていますが、
実際はクマの仲間ではなく、イタチの仲間になります。

夜明け前、のそのそと歩く若いアナグマを見つけました。
慎重に近づき、写真を撮っていると、目がうつろうつろしてくるのです。
まさか・・と思っていたら、目の前で寝てしまいました。
調べたところ、アナグマは危険を察知すると擬死(しんだふり)をするそうです。
本当に寝てしまったのか、それとも擬死なのか・・
詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただけると幸いです。

ニホンアナグマ, Japanese badger, Meles meles, Nikko, Tochigi, Japan /Sep.2015

2015年9月5日土曜日

『ヌシの呼吸』

台風の増水で産卵巣穴が流されてしまったら・・と心配していましたが、ヌシは巣穴を守り抜いたようです。今は、1時間に一度だけ、呼吸をしに産卵巣穴から出てきます。呼吸の際には、ちょんと鼻先を水面に出して肺呼吸をします。






鼻先にキズがあるのがヌシの特徴です。産卵巣穴を巡って、他のオスと争ったのでしょうか。それとも、行く手を阻む堰や瀬を越す際についたキズなのでしょうか。いずれにせよ、ヌシには独特の雰囲気があります。そして、小さな目がとってもキュート。

オオサンショウウオ, Japanese Giant Salamander, Andrias japonicus, Nishi Chugoku Mountainous Region, Hatsukaichi, Hiroshima, Japan / Sep. 2015

2015年9月1日火曜日

木漏れ日の中の・・

知床五湖の森で出会ったまだ小さなエゾシカ。
木漏れ日の中を歩く姿がとても美しく映った。
知床の森を、ふと懐かしく想います。


エゾシカ, Ezo-sika deer, Cervus nippon yesoensis, Shiretoko National Park, Hokkaido, JAPAN / Sep.2014